ARNOLD ICE3 連結機構改善アダプターをDMMマーケットでリリース

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ARNOLDから発売され、日本でもポポンデッタ取り扱いで流通している、ICE3シリーズ(DB BR403、NS Class 406、Renfe AVE S-103)の連結機構を改善するアダプターを開発、DMMクリエイターズマーケットでリリースしました。

販売ページ:https://make.dmm.com/item/1269368/

ARNOLD ICE3シリーズ製品の連結器は、金属棒を差し込む独自の構造で非常に取り扱いにくく、耐久性も弱いものとなっていました。
そこで、このアダプターを使用すると、元の連結器の代わりに、連結・解放性能に優れるKATO密連型カプラーA(品番11-703または11-704)を使用することができます。

取り付けには車体の分解や連結器の交換、若干のヤスリ作業など、失敗すると車体などの破損に繋がる工作が必要となります。このため上級者向けとなります。
本商品を使用したことによる不具合などいかなる損害についても、作者および関係者は一切の責を負わないものとさせていただきます。


以下はアダプター取り付け工程についての解説となります。

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本商品にはアダプターが20個(8両編成で14個+予備6個)含まれています。

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KATOカプラー密連型A(品番11-703:黒、または11-704:グレー)を組み立て、ジャンパ線モールドを切り取ります。(首振りに干渉するため、ジャンパ線モールドを残して使用することはできません)

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アダプターをランナーから切り出し、精密ダイヤモンドヤスリでバリ取りを行います。

続いてカプラーの柄をマウント部に差し込み(フックを下に)ます。カプラー取り付けが曲がっていたり上下に段差が生じると走行性能に悪影響を及ぼしますので、奥までしっかり差し込んでください。
その後、粘度の低い瞬間接着剤を隙間に浸透させて固定します。マウント部全体の強度確保にもなるため、接着剤による固着は省略しないでください。

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瞬間接着剤が固まったら、底面側のはみ出しをヤスリで平滑に削ります。
また、KATOカプラー側の根元上部(赤丸部分)も車体に干渉する場合があるため、少し削っておきます。

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車体を分解し、元のカプラー部品の代わりにアダプターを組み込みます。分解時にこのあたりの部品が一緒に外れてしまうケースが多く、特に線バネを紛失しないように注意してください。

この作業がもっとも難易度の高いポイントとなります。部品を破損しないよう細心の注意を払ってください。

2019年末以降に出た製品群より古い旧ロット品の場合、カプラー部品にパンタグラフ集電のリード線が接続されているため、これを切断します。本アダプターを使用時、パンタグラフ集電を行うことはできません。

なお、線バネの再組み込みが難しいようでしたら、省略してしまっても機能的にはほとんど影響ありません。また、線バネを紛失した場合は模型店で販売されているφ0.2mmピアノ線を切り出して代用できます。

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車体側は、妻面下端部のバリをヤスリで削り取り、さらにほんの少しだけ削り込んでおくとカプラーとの干渉を軽減できます。

床板と車体を組み合わせる際に幌のツメが引っかかるため、先に幌を取り外してから組み立てを行い、後から幌を付け直すほうが簡単です。

組み立て後、カプラーが大きな引っかかりなく(わずかに擦れるくらいであれば大丈夫です)首を振れることを確認したら作業完了です。

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