2010年9月アーカイブ

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ワゴン・リ社の寝台車の中でも新しいグループとなるMUn型は、当初オランダで「Overnight Express」に使用されていました。
その後オーストリアに転籍し、現在は主にイタリア方面の夜行列車(EN Lupusなど)に組み込まれて使用されているようですが、いまだにオランダ語表記のままとなっています。そろそろ塗り替えなどが行われるかもしれません。

屋根がビード付きのためRocoのT2Sをベースに側板交換、床下はカバー付きなのでユーロフィマ用のものを使用しています。
特徴となる紫色の星マークや表記については、MDプリンタで出力した白色デカールを貼付して下地とした後、レーザープリンタで同じものを紫色で出力して上貼りしました。

JAM2010 製作車両の紹介

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2010年JAMコンベンション向けに製作・展示走行した車両群を紹介します。

今は無きCISALPINO EuroCity "Cinque Terre"を再現した11両編成(A×2、B×5、それ以外1両ずつ)です。ApmのみSBB、それ以外がTrenitaliaの車籍となっています。
ApmはMinitrix SBB TypEC、AとBはRocoユーロフィマの塗り替えですが、ユーロフィマはドアのみ自作エッチングパーツに交換して現在の気密タイプとしています。
BH・WR・Dについてはエッチング側板を用いて製作。WRの屋根はFleischmannのDB一等車(Avmz旧タイプ)から、下回りはSBB EW4から流用しました。

現在のCity Night Lineには欠かせないBDcmとBpm。以前青色で試作したものを量産化し、BDcmは3両・Bpmは4両製作しました。

DB NachtZugから新色化されたBomz236。こちらも以前製作していましたが、色や表記類を見直して新規に4両作りました。
前回分は塗装を落としてDB NachtZug色に作り替える予定です。

編成を組むのに食堂車が足りないので2両製作しました。上は元々Jan Kiepura用だったWRkmz858.0、下は最近新色が登場したWRmbz138(元DB NachtZugのBistro)です。
WRkmzはRoco DB Bpmzの窓埋めを行ったもの、WRmbzはMinitrixのInterRegio用BistroCafe(ARkimbz262)の塗り替えです。

以前依頼品として製作したÖBB ADmpszですが、最近ADbmpsz(73 81 81-91)となっているようなので自分用はそちらの表記で製作しました。

SBB RIC客車に似たタイプのBcmzのうち、気密・高速化されたタイプ(61 81 59-90)を4両製作しました。
KATO RIC簡易寝台車の側板交換です。

こちらはUIC-Z型準拠のBcmz 73 81 59-91.1 Liegewagenです。
側面はほとんどBmzと同じですが、窓が1カ所だけ無く、その横の窓がずれています。

Modular Wagenと呼ばれる角張ったタイプの簡易寝台車、Bcmz 73 81 59-91.2です。
こちらも昨年試作したものを改良・量産化しました。

T2S寝台車のうちÖBBに残ったものはシャワー室設置のため一部窓が埋められています。Roco製品の窓埋めで製作しました。
また、61 81 71-71と61 81 75-71の2種類が存在し、71-71は窓配置が異なりますので、そちらも窓埋めにてそれらしい窓配置としてみました。

DBから購入した食堂車、WRmz 73 81 88-95です。写真は検索で出てくるものの実物資料があまり無く、現在も活躍しているのかどうかは不明です。
Fleischmannの同タイプ(ICE色)の塗り替えですが、編成を組むRoco製品と車高が揃わないのがネックです。

SBBのInterRegioには欠かせない荷物車のICN色(最新バージョン)。
ArnoldのSNCF色製品の側面ルーバーを削り落として塗り替えました。

SBBのサロンカーを作ってみました。EW4 2等車をベースに窓埋めや中央窓の固定化(窓縁を削る)を行ったものです。一部小窓形状などが実物と異なります。
"le salon de luxe"が2両(S 61 85 89-90 100-7/S 61 85 89-90 101-5)、"le salon liberté"(旧"Pan Gottardo"、S 50 85 89-95 000-7)が1両存在しますので、すべて製作しました。