(本記事は、2017年7月18日公開の記事を更新・再掲したものです)
以前より開発・自前利用していた、欧州型Nゲージ向け自然解放防止アーノルトカプラーですが、DMMマーケットで試験的に販売開始してみました。
8両分:http://make.dmm.com/item/773776/
32両分:http://make.dmm.com/item/773778/
LS Models対応型 8両分:https://make.dmm.com/item/843289/
LS Models対応型 32両分:https://make.dmm.com/item/843290/
当方で執筆を担当しています、「月刊とれいん」 No.509(2017年5月号)の「N GAUGE EURO REMIX」連載記事でも紹介したアイテムです。
ヨーロッパ型鉄道模型で標準的なNEM355規格ソケットに装着されているアーノルトカプラーは、取り付け足に斜めの切り欠きがあることで上下方向に可動するようになっていますが、この部分にはバネ復元力が無いため、長編成で牽引抵抗が増したときなどに自然解放しやすいという問題があります。
そこで、このカプラーは取り付け足の構造を変更し、上下動しないようにすることで自然解放しづらくなっています。
代わりに自動連結はできなくなっていますので、少し持ち上げながら連結するといった扱いが必要となりますのでご注意ください。
LS Models・PiRaTa・ACME製品は、バッファーに干渉しないよう、アーノルトカプラーのアーム部が削られた形状となっています。これらの製品に使用する場合は、「LS Models対応型」のほうをご利用ください。なお、こちらのタイプを他社の製品に使用しても特に支障はありません。