昨年末に登場した鉄コレ9弾ですが、まずは62系を整備しました。
始めに、実物にそれほど詳しくなかったため形態調査を行います。
- 4連3本が在籍
- 1本だけ側面サボ受け位置が異なる(第1・第2編成:鉄コレ製品と同一、第3編成:115系等と同じ?位置)
- 先頭車台車はいずれの編成も富士方がTR48(300番台)、甲府方がDT13(0番台)
- 中間車台車は第1・第3編成がDT17(500番台)、第2編成がDT13(0番台)
- クハの0番台と300番台は前面幌枠の外観が異なる
鉄コレ製品は先頭車が0番台、中間車が500番台となっていますので、側面サボ位置と合わせて第1編成(富士方先頭車のみTR48に交換)とするのが順当です。
中間車も台車を交換すれば第2編成、側面サボに目を瞑れば第3編成となります。
クハ300番台の前面幌枠形状は簡単な再現方法が見つかるまで放置としました。
交換台車にはGM製を利用しますが、鉄コレの台車中心ピンを流用する場合は台車側の円形突起を削る必要があります(第8弾の三岐601系でも実施)。
なお、KATOのピン止め台車用の中心ピンを転用すると台車側は無加工で装着できるようです。
今回は小学生の頃に組み立て入門用に購入した旧国キットで使っていた台車(TR48・DT13)を発掘してきました。車輪が錆びていましたが台車枠はまだまだ現役です。
床下にはウェイトを接着します。これにはGM完成品やクロスポイントキットに使用されている小型のものを採用しました。ちょうど床下機器の間に貼り付けることができます(床板側の文字モールドは削る)。銀色が気になる場合は黒く塗りつぶします。
編成同士の連結は行わなさそうなので、先頭部はダミーカプラーのままです。
続いて屋根周りを、近郊型の相棒となるTOMIX115系の雰囲気に近づけることにしました。
ベンチレータは屋根に接着されている場合があり、外そうとして破損も発生したため、TOMIXの113系用に交換しました。鉄コレの取り付け穴の形状はTOMIX互換になっており、そのまま取り付けることができます。
屋根をダークグレーで塗装し、避雷器をKATO製に交換、またTOMIX115系用のホイッスルを取り付けました。ホイッスル取り付け穴は同じくTOMIXの455系に付属の治具で位置決めを行っています。
オデコと先頭屋根にはわずかに隙間が見られます。気になる場合は余剰の屋根やプラ板などで延長して埋めた方がよさそうです。
パンタグラフはTOMIXのPS13ですが、取り付けがゆるいので、足をラジオペンチで少し潰してから取り付けています。
身延色115系との競演が楽しめそうです。
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