またもやしばらく更新間隔が開いてしまいました。工作はいろいろ進めているのですが、順次発表していければと思います。
車両関係では、ひょんなことから223系5500番台を作ることにしました。というのも221系にダブルパンタ車が出現し、手持ちの余剰ボディを活用して嵯峨野線の221+223-5500併結編成を作れそうだと見込んだためです。
というわけで、以前223系2000番台各種を製作した際に余剰となっていた先頭車の車体を利用し、今回再販分で出てきたASSYパーツと組み合わせて2両分としています。221系にぶら下げて走らせるため動力も入れない予定です(今後組み込む可能性もあり)。
最大の特徴である貫通型前面にはBトレインショーティーの521系用を利用しますが、先頭車前面のパーティングライン部で切り落とすと、何か意図でもあったのかというくらいの高精度で切断面と前面パーツが適合します(多少の調整は必要)。
肩部に隙間ができるので、エポキシパテで埋めて整形します。
余談ながら、今回は製品の屋根のままパンタ1個搭載車とする予定ですが、ダブルパンタ車は配管がおおさか東線用の6000番台ダブルパンタ車と異なる(途中にヒューズ箱?が設置されている)ようです。
前面パーツは透明プラ一体成形に塗装を施したものですので、ガラスは取り外せません。このため、マスキングゾルを塗って保護することにしました。
ライトユニットも簡略化して前面パーツのままとし、同じくマスキングゾルで埋めておきます。
現在は傷取りのためのサーフェーサー吹きつけを終えた段階です。
話題は変わって、当方では以前からいろいろな銀色塗料を使用してきましたが、比較用に見本帳のようなものが欲しいと思い、手持ちの銀塗料全種類を塗ってみました。
使用した側板は、屋根や妻面を部品取りされて大量に余っていたGMの211系5000番台用です。
使用するのは国内メーカーのアクリルラッカー系(GM・クレオス・ガイアノーツ)に限定しましたが、それでも現状これだけの種類が出ているんだなと再実感しました。
薄め液についてもガイアノーツの「メタリックマスター」が出たことで、同じ「GMの銀」ですら薄め方・吹き方による質感の差が出せるようにまでなりました。
ガイアノーツからはさらに今回、鉄道模型用と銘打ったステンレス銀色塗料も発売されるとのことで、実物では画一的なステンレス/アルミ車体でも、模型の世界では制作者の味を出しやすくなってきた感があります。
普段はGM銀色の缶スプレーだけを用いている方にも、機会があれば是非エアブラシによる銀色塗装の差別化へ挑戦していただきたいと思います。
October 21, 2009 9:39 PM
がんばってください。
(投稿者:宮原ちゃん | October 21, 2009 9:39 PM)
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