2018年12月アーカイブ

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今回は少し古いSBBの食堂車を紹介します。
* 月刊とれいん No.526 2018年10月号 掲載作品

EW IVシリーズ食堂車として最後に製造された2両は、それまでの量産車と異なる側面配置で、業者としてマクドナルドが入りました。
残念ながらあまり長続きせず、その後生協の移動販売車に転用されました。
現在は1両がスウェーデンの線路メンテナンス会社「InfraNord」に売却され、先頭化改造の上、検測車として現役です。

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作例は旧Roco製(現FLEISCHMANN製品)の試作食堂車の側面をエッチング板に置き換え、特徴的なラッピングはデカールで再現しています。

スイスの観光特急「Swiss Express」用として投入されたEW IIIは、振り子機構の準備工事などが行われていた関係で、一般的な幌&バッファー方式の連結器ではなく、専用の連結器を装備しており、他の車両とは連結できませんでした。
その後、食堂車のみ一般化改造が行われ、幌およびバッファーを設置の上、廃車となるまで国内列車(InterCityなど)で使用されていました。

なお、EW IIIの残りの一般車はBLSに売却され、RegioExpress用として現役です。

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この作例は食堂車の末期の姿で、MinitrixのSwiss Express用食堂車を1カ所窓埋めの上で塗装変更したものです。
幌形状が異なるため3Dプリント製の一般的な形状の幌を設置し、MITROPAなどの表記類はインレタを特注しました。

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McDonald's Base: Roco SBB Speisewagen + Photo-etched brass plate(side)
EW III Base: Minitrix EW III Speisewagen
Painting: Self-mixed acrylic color(GSI-Creos Mr.Color, Gaianotes Color, Greenmax Railroad Color, etc)
Inscriptions: Self-made decal (Printed by Alps MD-5500 Printer)