2018年11月アーカイブ

EX160138.jpg

前回の続きです。
* 月刊とれいん No.524 2018年8月号 掲載作品

UIC-Y Apee/BpeeUIC-Y Aee/Bee

共産ヨーロッパ圏で幅広く導入された、やや短い車体が特徴の「UIC-Y」シリーズの更新車です。

開放座席タイプのApee/Bpeeと、コンパートメントタイプのAee/Beeを揃えました。

UIC-Y ABpee347

UIC-Yシリーズの更新車のうち、1/2等合造車であるABpee347は少し異なる外見をしており、黒色の窓枠が外見上の特徴です。

ARmpee832

簡易食堂(ビストロ)車のARmpee832で、白色の外見が特徴です。

ミュンヘン~プラハの「ALEX」列車によく併結されており、ドイツ国内でも見ることができます。

WRmee816WRmee816

食堂車のWRmee816は、主にスロバキアやポーランドなど近隣国へのEuroCityに連結されるタイプで、最高速度が低いためドイツ方面など遠距離の列車には用いられていません。

上述のARmpee832ともども、今後大規模な更新でさらに姿を変える予定と報道されています。

WRmz815WRmz815

こちらは新造車のWRmz815です。200km/h対応で、ドイツ・ハンブルクへの長距離EuroCityなどに用いられます。

近年の更新で、ドイツ鉄道との協業を示す、グレーの「In Kooperation mit DB Bahn」という表記が追加されました。

Bmz234

オーストリア国鉄(ÖBB)から譲渡されたBmz234です。非冷房のため二段サッシ窓になっています。主に国内列車で用いられているようです。

長年、譲渡当時の旧ÖBB色(赤/濃灰)となっていましたが、近年の更新時にČD標準色に塗り替えられました。

Bmz230

ÖBBから譲渡されたBmzですが、こちらは冷房搭載・気密対応などInterCity・EuroCity向けの装備となっていた車両です。

譲渡当初はBmz235という形式でしたが、チェコ国内で内装のグレードアップ改造を行い、Bmz230に形式変更されました。

Bdmpz227/Bhmpz228Bdmpz227/Bhmpz228

Bmz230と同じく旧Bmz235の更新車で、自転車搭載スペースを設けたBdmpz227(写真奥)と身体障碍者対応設備を設けたBhmpz228(写真手前)が誕生しました。

この2両は常時ペアで、ドイツ方面EuroCityなどに組み込まれています。

-------------------

Base: 3D Printed Material(Roof, Chassis, Bogie) + Photo-etched brass plate(side)
Painting: Self-mixed acrylic color(GSI-Creos Mr.Color, Gaianotes Color, Greenmax Railroad Color, etc)
Inscriptions: Self-made decal (Printed by Alps MD-5500 Printer)