鉄コレ動力の延長

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July 3, 2008 16:46:13

鉄道コレクション 15M級動力ユニットの18M化について以前お問い合わせがありましたので、写真は再利用ですが掲載したいと思います。

概要としては、写真のように、モーターのない側で集電板を焼き潰し固定している部分の直前で切断し、プラ板などで延長を行います。
切断はレザーソーなどを用い、できるだけ正確に垂直を出すよう注意してください。
写真では見やすいように一部側面を切り取っています。
当然ながら集電板も該当部分で切断します。こちらはニッパーなどを使用した方がよいでしょう。

延長距離ですが、15M→18Mということで、150分の1換算ではちょうど2cmとなります。
作例ではプラ板で延長していますが、余剰の鉄コレ用トレーラー床下を2cmに切り出して利用するという方法もあります。
裏打ちなどで補強も行ってください。

後は、非動力側台車の集電効率向上のため、延長部分などを絶縁して別途ウェイトを乗せるようにしたほうがよいでしょう。
また切断した集電板も床下に焼き潰しまたは接着で固定し、リード線などで再接続します。

なお、この片台車駆動動力の性能ですが、メーカー標準の勾配を持ったレイアウトで使用する場合は4両編成程度までと考え、長編成の場合は普通に18M級動力を利用したほうがよいでしょう。
またDCCでの利用など、トラクションゴム無し車輪に交換する場合は、2両程度までとさらに条件を厳しく考えたほうが無難です。

コメント

July 8, 2008 12:42 PM

分かりやすい解説、ありがとうございました。
短編成であれば、この方法が十分に使えそうですね。

(投稿者:うおり | July 8, 2008 12:42 PM

July 10, 2008 12:23 AM

いつも楽しく拝見させていただいております。

付け加えてなのですが、松電3000系を制作された際も鉄コレ動力を使われてますよね?

車体のストッパーなどをどのようにされたかを教えていただきたいのですが…よろしくお願いいたします。

(投稿者:にたま | July 10, 2008 12:23 AM

July 13, 2008 5:18 PM

ご覧いただきありがとうございます。
松電3000系では、車体裏側にプラ板で厚さ調整を行い、両面テープでの簡単な固定としています。
取り付けツメを付けるなど固定方法は複数考えられますので、用途に応じて選んでいただければと思います。

(投稿者:橋本孔明@管理人 | July 13, 2008 5:18 PM

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