211系0番台(中京地区)

JR東海ではわずか2編成しか活躍していない少数派。

実物情報

国鉄時代の1986年11月1日ダイヤ改正で大垣電車区に投入され、117系と共に「シティライナー」として快速運用を開始した。東京地区東海道線に投入されていた211系0番台と比べると、クモハ211が存在するほか、帯色が青と白(JR化後に湘南色に変更)であるといった違いがある。

JR東海発足後の増備は5000番台に変更となり、2本のみの少数派となった。

なお、先頭部連結器は当初は電連が無かったが、現在では211系5000番台と同様に電連が装備されている。

近年、ヨーダンパの取り付け、311系と同様の側面方向幕装置の取り付け(種別幕を別に持つ)などの改造が施され、新快速運用にも就いていたが、2006年のダイヤ改正で優等運用を313系5000番台に譲り、117系や311系と共に普通運用(一部快速)専属となった。

製作記事

製作の概要

KATOの211系をベースに改造する。上回りは特に変更が無く、下回りの加工がメインである。

種車の用意

現在、JR東海の211系は側面帯上のJRマークが消去されており国鉄時代に近い様相になっている。近年のKATO製品はJRマークが印刷されており、帯を残してJRマークだけを消去するのは難しいため、旧製品(単品売り時代)のクモハ211・クハ210を用意するのが望ましい。

車体の加工

前述の旧製品211系を利用したが、屋根は最新の3000番台クモハ用のパーツを利用してグレードアップを図っている。

台車はグレーでヨーダンパ付きということで、251系のASSYパーツに交換する。床板、床下機器はMr.Colorのニュートラルグレーで塗装した。

その後、ライトのLED化改造の実験種車となっていたが、3000番台の前面パーツに交換した際に元に戻した。

作品写真

311系と併走。連結も可能。

奥付

更新履歴

製作・著作

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