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今日は先週末の行動をレポートしてみます。写真はクリックで拡大します。
長野総合車両センターの一般公開に行ってきました。
「ウィークエンドパス」を購入し、朝早めの「あさま」で長野入りします。
車両展示ではキハE200やクモユニ143、DD16(画面奥)、幕張113系が登場。113系は休憩用にも使用されています。
クモユニ143は車内に入ることができます。貴重な郵便・荷物車の姿を、ほぼ現役当時のまま今に伝えています。
運転台も見ることができました。
DD16は点検蓋を解放しての展示です。
場内では253系を、こちらも休憩用に車内解放していました。
この編成(Ne-02)はおそらく転用せず廃車と思われ、最後の活躍といったところです。
209系2100番代の転用改造がここでも進められています。普段見られないモハ209のパンタ側妻面を取材しておきました。
良く見ると、先日東京総合車両センターで施工していた車両と配管などの造作が少し違うようです。更新施工所ごとの形態差異になるかもしれません。
クレーン揚げ実演用のクハ111。
こちらはドア製造所。国鉄時代からもドア製造は行われていたようですが、現在でもE233系のドアの約半分はここで製造されているそうです。
9mm厚金属板まで貫通できるレーザー加工機。値段も高そうです。
体験運転に使用されていた「リゾートビューふるさと」。随所に新系列電車との共通パーツが見られます。
「廃車置き場」も覗くことができます。奥には京葉205系のほか、武蔵野転用から外れたサハ209-500が...
子供向けミニSL乗車に使用されるD51模型。とはいいつつかなり気合いの入った本格的な作りです。銘板によると昭和30年製造?
長野駅とのシャトルバスに使用されていた、長電バスハイブリッド車です。
昨日購入したウィークエンドパスは本日まで使用できるため、E531系増備車を取材すべく常磐線方面に向かいました。
お目当てのK468編成はK451編成と10連を組んでE501系10両編成の代走に就いています。第1編成+最終編成(現時点)のコンビです。
床下の色合いなどに年期の違いが見て取れます。
今回の増備編成ではセミクロスシート肩部の手すりおよび枠が地味ながら仕様変更されています。こちらはK468編成のもの。樹脂製でしょうか、艶消しです。
こちらはK451編成のもの。金属製の艶ありです。
これを確認するのが今回の主目的でした。屋根の比較です。K468編成(写真奥)はアンテナが四角台座付きとなっていますが、山手線サハE231-600のようなE233系新津タイプの太いビードにはなっていませんでした(ちょっと意外)。
用件が済んだので東京に戻ります。
今年度から、山手線E231系500番代の中間のモハE230(CP省略)へのCP増設が進められています。
続いてそのまま京葉線に向かい、E233系5000番代を取材しました。この日はお召し運転があるため、その時間帯を避けての行動です。
パンタグラフ周囲。配管は1000番代と同じ2:2本で妻面に降りています(0・3000番代は1:3本)。
クハE232-5000のWiMAXアンテナ。これで設置位置(左右方向)が掴めました。
このケヨ503編成では、0番代では少数派となる変形タイプのフィルタリアクトルが装備されています。他の編成はどうなのか・1000番代には存在するのか?など、要調査です。
5000番代からの仕様変更の一つが「車庫留置中に移動禁止の表示を行う装置の搭載」です。こちらが床下側の機器箱です。このほか運転台助士席側、前面ガラスの編成番号表示のすぐ下のところに表示器が設置されています。
蘇我でこれらの取材を行ったあと、横須賀線直通快速(ちょっと奮発してグリーン車)で帰宅しました。
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ちょっと日記のネタが切れてしまっているので、今回は当方の塗装環境についてを書いてみたいと思います。
塗装のやりかたは人によってまちまちだとは思いますが、何かの参考になれば幸いです。
すべての塗装はこのコンプレッサー+エアブラシ1組で行っています。
コンプレッサーはGSIクレオス「プチコン」、エアブラシはタミヤのHGトリガータイプです。
以前はタミヤの通常タイプのブラシを使っていましたが、長時間使用すると指が疲れるのでトリガータイプに変更しました。
ブラシは写真のようにマグネット付きホルダーに立てかけ、コンプレッサーとともに菓子の金属缶の蓋に載せて持ち運べるようにしています。
コンプレッサーとブラシの間には水抜き用のレギュレーター(空気圧調整には使っていません)を接続、レギュレーターからブラシまでのエアチューブ長さは30cmほどです(この区間で水が生じるのを防ぐため短めに設定)。
ところが、先日このレギュレーターから空気漏れするようになってしまったため、現在はコンプレッサーから30cmのチューブで直接ブラシに接続しています。今夏のエアコン無し環境での塗装でも水は発生しませんでした。
なお、エアチューブは観賞魚店で購入できる少し高めのシリコンゴムチューブ(劣化しにくい)を使用しています。
理科の実験でおなじみ、キムワイプです。東急ハンズなどで入手できます。
ティッシュペーパーと比べてチリが出ないのが特徴で、用具の洗浄時の拭き取りなどに重宝します。
溶剤類はガイアノーツ製品がメインで、ラフな洗浄用にツールウォッシュ・その他各用途(臨時の希釈など)としてモデレイト溶剤(香料で溶剤臭を抑えたタイプ)を採用しています。
こちらは塗料の希釈用で、ガイアノーツのブラシマスターを採用。以前使っていたMr.Colorレベリングうすめ液の容器に入れ、回して開けるタイプの注ぎ込み口に交換して使用しています。
同じレベリングうすめ液の容器ですが、こちらは洗浄時などの廃液入れに使用しています。
ただしそのまま廃棄はせず、上澄みのみを清掃時初期段階の粗い洗浄などに再利用しています。
さくらやホビー館の値札が時代を感じさせます‥‥
近年登場したガイアノーツの「メタリックマスター」溶剤。銀色系塗料を4~5倍に希釈して塗装するのに使用します。
言葉で説明はしにくいのですが大変優れた溶剤で、メタリック塗料の塗装時に非常におすすめできます。
こちらは見慣れない人も多いかと思いますが、フィニッシャーズの「ピュアシンナー」です。通常のうすめ液と異なる成分の溶剤で、これで希釈すると乾燥が大変早くなります(薄吹きなら10分もかからず乾燥する)。
プラを侵す成分のようなので、すぐ乾く薄吹きのみに使用し、厚塗りはしないように注意が必要です。
最近登場したガイアノーツの「サーフェーサーEVO」で、隠蔽力や食いつきに優れているため今まで使用していたMr.サーフェーサーに代わって採用しました。色は写真のグレーのほか白と黒があります。
当方の塗装は薄めの塗料を薄吹きすることからプラへの食いつきが弱くなりがちのため、どんな塗装であっても最初にこれを上記のピュアシンナーで薄めたものを吹き付け、以後の塗装の食いつきがよくなる下地としています。
なお、レジン素材の下塗りには現在Mr.レジンプライマーを使用していますが、このサーフェーサーEVOはレジン素材の下塗りとしてそのまま使えるそうです(まだ試していません)。
Models IMONの「プロ用ラッカーシンナー」で、プラモデルの組み立てなどに流用されることもある、いわゆる「ラッカーシンナー」です。後述するシールプライマーの希釈に使用しています。
プラを侵す成分が入っていますが、当方ではごく薄吹きを繰り返すことで金属+プラの素体にも使用しています(全金属モデルなら何の問題もありません)。
マッハ「ブラスクリーン」です。金属(エッチング)モデルはこれで洗浄してから塗装します。
金属などの下塗りとして使用するプライマーです。
写真左はおなじみのマッハ「シールプライマー」です。Mr.うすめ液で希釈する例が多く紹介されますが、その方法で使用した場合のプライマーとしての性能に疑問を持っており、当方では上記のラッカーシンナーでの希釈を行うようにしています。塗装順はプライマー→サーフェーサー(上述)→本塗装となります。
現在マッハからの出荷は終了してしまったのですが、フジモデル名義で同等品が取り扱われるようになったようです。
写真右は最近購入した「ミッチャクロン」(小瓶タイプ)で、金属のほか軟質プラ(Nゲージ台車などで使われる素材)への食いつき性能も高いという評判のプライマーです。実はこちらはまだ使用したことが無く、使用してからまたレポートをお届けしたく思います。
塗装の際の車体の保持に使用するホルダーで、「Nテク完全マニュアル」で紹介されたものと同等品を自作・採用しています。
素材はクリップ・割り箸・ティッシュペーパー・低劣化セロハンテープ・マスキングテープの5点となります。
反対側のクリップは乾燥時の取り付けに使用するほか、こちらで挟むことで車体以外の塗装時の保持にも使用できるなど汎用性の高い道具です。
溶剤類や塗装剥がしのIPA(水抜き剤)などは普段、このような透明コンテナ「バックルボックス」に格納しています。ホームセンターなどで入手でき、運転会資材(線路・制御機器ほか)の運搬など幅広く採用しています。
[投稿時刻: 8:54 PM | 個別表示 | コメント(0) ]