January 2009 - 日記過去ログ

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January 16, 2009

身延のアコモ改善車

昨年末に登場した鉄コレ9弾ですが、まずは62系を整備しました。
始めに、実物にそれほど詳しくなかったため形態調査を行います。

鉄コレ製品は先頭車が0番台、中間車が500番台となっていますので、側面サボ位置と合わせて第1編成(富士方先頭車のみTR48に交換)とするのが順当です。
中間車も台車を交換すれば第2編成、側面サボに目を瞑れば第3編成となります。
クハ300番台の前面幌枠形状は簡単な再現方法が見つかるまで放置としました。

交換台車にはGM製を利用しますが、鉄コレの台車中心ピンを流用する場合は台車側の円形突起を削る必要があります(第8弾の三岐601系でも実施)。
なお、KATOのピン止め台車用の中心ピンを転用すると台車側は無加工で装着できるようです。
今回は小学生の頃に組み立て入門用に購入した旧国キットで使っていた台車(TR48・DT13)を発掘してきました。車輪が錆びていましたが台車枠はまだまだ現役です。

床下にはウェイトを接着します。これにはGM完成品やクロスポイントキットに使用されている小型のものを採用しました。ちょうど床下機器の間に貼り付けることができます(床板側の文字モールドは削る)。銀色が気になる場合は黒く塗りつぶします。
編成同士の連結は行わなさそうなので、先頭部はダミーカプラーのままです。

続いて屋根周りを、近郊型の相棒となるTOMIX115系の雰囲気に近づけることにしました。
ベンチレータは屋根に接着されている場合があり、外そうとして破損も発生したため、TOMIXの113系用に交換しました。鉄コレの取り付け穴の形状はTOMIX互換になっており、そのまま取り付けることができます。
屋根をダークグレーで塗装し、避雷器をKATO製に交換、またTOMIX115系用のホイッスルを取り付けました。ホイッスル取り付け穴は同じくTOMIXの455系に付属の治具で位置決めを行っています。
オデコと先頭屋根にはわずかに隙間が見られます。気になる場合は余剰の屋根やプラ板などで延長して埋めた方がよさそうです。
パンタグラフはTOMIXのPS13ですが、取り付けがゆるいので、足をラジオペンチで少し潰してから取り付けています。

身延色115系との競演が楽しめそうです。

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January 4, 2009

謹賀新年2009&東急7600系

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。

正月休みはあまり外出せず、大晦日に購入したクロスポイントの東急7600(7200)系キットを製作していました。キットを購入即完成させたのは久々な気がします。

7600系タイプキットから7601+7681(中間化改造車)+7661、7200系キットから7603+7673(純粋中間車)+7653の合計2本を製作しました。地元・池上線の珍車ということで7200系時代から愛着のある車両です。

意外にも東急電鉄の作例紹介は初めてかもしれません(他社譲渡車は結構掲載していますが)。実際には完成品やキット組み立てなどで結構な数を所有しています。

組み立てはほとんどストレートに行い、エッチングパーツは未使用(側面スピーカ省略・方向幕はステッカーを貼るだけ)としています。これは、パーツ購入をケチったのと、運転会などのため運搬を続けていると経年劣化で脱落するケースが多いためです。

7603編成はシングルアームパンタですので、KATOの313・285系用パンタを取り付けました。キットの屋根板にはシングルアームパンタ用の穴開け目安が付いていますのでそこに穴開けし、取り付け台座の表現は省略しています。TOMIXのPT-7113-B(小田急LSE用)のほうが実物に近い形態をしているのですが、ホーン2本タイプの舟体に交換できない(交換互換性のある製品がない)のがネックです。東急のほかJR東海や富士急などにも使えるので発売を望みたいものです。

7601編成のパンタはPT42系より少し小型のPT44Sですので、トレジャータウンの「PT44パンタ改造パーツ」を使用しましたが、このパーツの組み立ては結構難易度が高く(金属部品に曲がり癖が付きやすい)、少し歪んで組み上がってしまいました。実物に合わせ、先頭側パンタの避雷器側のみ横棒がないタイプの下枠を使用します。

下回りは動力ユニットに鉄コレ18M級を使用する以外はキットのまま、床下機器も正調化していません(車体塗装で7600系を充分主張できるため)。

車体の塗装は赤帯(西武レッド)→銀(スーパーステンレス)→前面歌舞伎部分の黒の順に行います。スーパーステンレスはガイアノーツのメタリックマスターでかなり薄めに溶き、重ね吹きで仕上げてみました。隠蔽力が落ちるので、下地にGMの銀などを塗っておいたほうがよさそうです。
側面帯は1.4mm幅、前面歌舞伎の縦赤帯は1mm幅となっており、昨年末に導入したままあまり活用していなかったCraft ROBOを使用して切り出しました。Craft ROBOの導入事例は最近各所で見かけますが、マスキングテープやステッカー類を正確・大量・高速に切り出せるので確かに便利です。

車番プレートは専用インレタ購入をケチって自作ステッカー(シルバーフィルムラベル印刷)としました。

東急電鉄では地元である池上・目蒲・大井町線が特に好きなのですが、旧型車・現行車とも手持ちの仕掛品が結構多いので、今年こそはすべて仕上げていきたいところです。

本年もよろしくお願いいたします。

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