TOMIXからリニューアル発売された209系を見てみます。
写真では解りにくいのですが、クーラーが前回品までのメッキ仕上げ(写真上)から落ち着いた銀色(写真下)に変更されています。
なお、パンタの避雷器別パーツ化は前回品(サハ208発売時の生産分)からです。避雷器は三種類ありますが窓改造されている時点で中央のパーツしか選択肢はありません(円筒形のものはE231系用、カバー無しのものは現在は全車ともカバーを取り付け済み)
今回の大きな変更点である動力ユニットと窓ガラス。
まず窓ガラスの開閉化の再現ですが、ガラス上に印刷されているだけです。
実物の京浜東北線所属車では大宮寄りのクハ209のみ改造位置が違うのですが、エラー無く再現されています。
E501系や南武線・八高線所属車などはさらに位置が違うので加工する際は要注意です。
動力ユニットはフライホイール搭載化され、モハ208からモハ209に搭載車輌が変更されました。
新旧の差ですが、動力台車は共通部品(車輪の色の違いのみ)ですが、モーターカバー(床下機器)は取り付け互換にはなっていません。ただし少しの差なので干渉部分を削る程度で交換はできるようです。
新型動力ユニットそのものは取り付けツメなどは変わっていないので、旧製品のモハ209にも付けることができます。
車番は基本セット(3両)は印刷済み、残りはいわゆる「座布団付き」(銀色ベース入り)インレタとなっています。このあたりは近年発売のE231系や209系500番台と同じ仕様です。
銀色ベースが少々目立つ難点はありますが、従来のものよりはるかに転写しやすくなっているので、前回品を持っていてインレタ転写がうまくいかなかった方も今回品の余りを使ってトライしてみてはいかがでしょうか。
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