ライトユニットのLED化改造

電球型のヘッドライト、テールライトをLEDに交換改造してみる。

はじめに

DCCでは、アナログのヘッドライトとテールライトは常に点灯状態になるため、電球型のライトは発熱の心配が出てくる。

他にも寿命等の問題もあることから、ヘッドライトとテールライトをLEDに交換改造することを以前から検討していたが、先日秋葉原にて、チップ型の白色高輝度LEDを入手したため、実験に踏み切った。

題材としては先日ロールアウトした211系中京バージョンを使っている。

工作手順

購入してきたチップLED。写真はボケてしまっているが、サイズは2mm程度と非常に小さい。3つで200円で売られていた。

左は211系から取り出した電球型のライトユニット。真ん中は改造のベースとなるLEDタイプのライトユニットで、ホビーセンターカトーにて「クモロ787ライトユニット」として売られているもの。

抵抗や集電部分など全体的な構成を活かすため、今回はこのライトユニットを利用し、元々付いているLEDを除去し、チップLEDに換装する。ちなみに元々のLEDは大きすぎて211のライトケースに収まらない。

いちばん右側が改造を完了したユニットである。チップLEDを逆配線で2基搭載する形になる。

チップLEDへの換装中に試験点灯。高輝度タイプなので光量は相当なものである。

組立を完了し、ヘッドライトを点灯。左側が改造した車輌で、右側は従来のライトである。

写真では判りにくいが、実際には白色が強く、こだわるのならライトレンズに僅かに着色を行った方が良さそうだ。

同じくテールライトの点灯状況。左側が改造した車輌。こちらはライトレンズが赤色のため色味も問題ない。

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