今回は久々に205系を工作してみます。
山手線から転出した初期型グループは、ドア窓が小さいほかに無線アンテナがATC用の細いA型タイプとなっていたのが特徴でしたが、近年になってデジタル無線を設置するにあたり、写真のように一般的なタイプに交換されました。
その際、大きな丸い台座が設置され、元々後期車などに搭載されていたものとは異なる外観となっています。
これを再現するための円形台座を簡単に量産できないかと試作してみます。
今回使用したのは写真のような穴開け器で、布やベルトのための用品として東急ハンズなどで販売されています。
台座の素材にはt0.3mmプラ板を用い、穴開け器を当てて金槌で叩くことで直径3mmの円盤状に切り出しました。
(写真は試行錯誤中に2mmで切り出したものです)
続いて切り出した円板の中央に0.9mmの穴を開けますが、作業的にはこれが一番大変です。(正確に中央に穴を開けるのが難しい)
結果はこんな感じになりました(写真は未塗装)。3mmでは小さめ、3.5mmでは大きめに見えるため、3.2mmくらいの穴開け器が欲しいところですが‥‥
穴開けも面倒なので、次回エッチング版を発注する際に隙間を使って作ってしまおうかとも考えています。
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