鉄コレ21M動力

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October 10, 2006 00:50:58

鉄道コレクション用18M動力は自作車両などにも便利だが、15M動力と違って両台車駆動なので延長しにくい。
15M動力ひとつを延長したものでは長編成の牽引に不安がある。
そこで単純な帰結だが、15M動力を2つ使いダブルモーターの強力な動力を作ってみることに。

組み込み対象としては所有車両で唯一のマイクロエース旧動力(銀色車輪)搭載となっていたE751系(初回ロット:スーパーはつかりタイプ)を選定。先日青森を旅行してきて熱の入っている車両でもあった。

15M動力を単純に中央付近で切断&接合。台車中心間距離の調整だけは組み込み車両に合うように注意して採寸。
補強を兼ねて側面に貼り付けたプラ板はエバーグリーンの0.75mm厚としている。この厚みだとE751系の車内にピッタリ収まる。

裏面にはGMキット用のキャラメルウェイトを接着して加重、さらに元動力の床下カバーから側面だけを切り出しウェイト側面に接着している。

カプラー受けは18M動力に付属していたロングタイプのものをベースに、一部削ってKATOカプラー密連形を接着したものを取り付け。

台車枠はジャンクで購入したE653系モハ(トレーラー)の台車から切り出して接着。元の動力台車枠を利用しないのは、マイクロエース旧動力はピボット軸受けではなく、台車側面裏側にピボットの窪みが無いため。
この形式に限定した話であれば、KATOのE531系用台車側面を利用する手もある。

車体側はガラスを窓下端まで切り詰めている(KATO動力やTOMIX動力に換装する場合とほとんど同じ)。
連結面間隔・車高ともに無事に他のトレーラー車両と揃えることができた。

試作ゆえの試行錯誤が加わって製作時間はかなりかかってしまった。さすがに20M・21M用の動力としてこれを量産する必要性は薄そうだが、やっていることは18M・19M用のダブルモーター動力を作るのと何ら変わりない。今後はGMキット用などとしてそれらを作っていくことになりそう。

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