東海道線211系に登場した、サロ124編入車(N3編成)を早速製作。実物写真はまだ撮影できていないのだが、アンテナに登録している情報サイトなどにアップされている。
実物は元サロ124-9とサロ124-27で、それぞれサロ213-109とサロ212-127に改番されており、211系化時に+100されたようである。
サロ213はトイレ付きなので、元の車掌室窓を塞いでトイレを設置している。
種車は元横須賀線のサロ124なので、車体中心に太い線を配したいわゆる「新湘南帯」だったのだが、オリジナルのサロ212に準じた帯に変更されることは無かったため、初の新湘南帯2両連結となり異彩を放っている。
模型はKATOのサロ124ベース。TOMIXのサロ124(新湘南色)を使うと帯の変更をしなくていいので楽なのだが、KATOの211系への連結なのでKATO製がよかったという個人的事情。横須賀色のサロ124があればこれも帯を上書きするだけなので楽ではあるが、最後に生産されてから久しく、ちょっと簡単には手に入らない。
帯変え以外の加工はサロ213のトイレ窓埋めのみ。
トイレ窓埋めは元の窓のフチを削り取ってからプラ板で埋めて均一にしておき(表面に凹凸が無ければキレイに仕上げなくてもよい)、銀色のカッティングシートを表面を細かいサンドペーパーで荒らしてダルフィニッシュ風にしたものを貼り付けた。
イマイチ質感が良くないので、同サイズに切り出した薄手のプラ板を銀色に塗装したものにいずれ交換しようと考えている。
なお、サロ213のオリジナル車はこの部分の窓は埋まっているものの、他の窓配置などがサロ124/212とは異なるため種車にすることはできない。
今回は元々TR235を履いている車両だったが、今後TR69を履いている初期車を改造する場合は台車がどうなるのか気になる。
KATO製品のサロ124もTR69装備車なので、ASSYパーツのTR235に交換が必要。今回は手持ち余剰のサハ211から転用している。
やはり211系の中に新湘南帯、それも2両も入っているのは違和感があって目立つ‥‥。
こちらは帯貼り前の状態。元の帯はシンナーを付けた爪楊枝でこすり、浮いてきたところを同じくシンナーを含ませた綿棒で拭き取るという方法で除去している。先に帯の上にシンナーを塗って浸かった状態にしておくと落としやすいが、あまり長時間やると下地の銀色まで溶けてしまうので要注意。実質的には30秒程度である。
中心部の帯は上から貼り付けて隠れる部分なので無理に落とさなくてもOK。
帯は205系用などと同じくIllustrator+顔料インクプリンタという構成である。
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