LocoTools - JMRIとの相互運用

LocoToolsは、一部の他プログラムとの間で「相互乗り入れ」が可能です。

はじめに

LocoToolsプログラム間の通信に使用するプロトコルは、JMRIなどでも採用されている「LocoNet over TCP」と互換性があります。

このため、LocoTools ServerをJMRIなどLocoNet over TCPプロトコルを採用しているプログラムのバックエンドエンジンとして利用したり、LocoToolsの各クライアントアプリケーションをJMRIなどが提供するLocoNet over TCPサーバーへと接続して利用するなど、LocoToolsとJMRIなど(LocoNet over TCP対応プログラム)をひとつの環境上で同時に運用(相互乗り入れ)することが可能となっています。

なお、JMRI以外の外部プログラムについての動作確認・対応保証は行っておりません。

LocoTools ServerをJMRIのバックエンドとして利用する

LocoTools ServerをJMRIのバックエンド(DCCシステムへの接続用)として利用する場合は、JMRIの初期設定などで表示される「Preferences」画面にて、

と設定してください。あとは、[Server Host Name]および[TCP Port Number]にて、LocoTools Serverを動作させているホスト名(同一マシンなら「localhost」)およびポート番号(デフォルトでは1234のままで変更不要)を指定します。

LocoTools用クライアントをJMRIに接続する

JMRIを他のインターフェースを通じて直接LocoNetに接続している場合は、Panel ProやDecoder Proなどのメイン画面から[LocoNet] - [LocoNet OverTCPサーバー開始]を選択し、LocoNet over TCPサーバーをスタートさせます。

サーバーが動作したら、[LocoToolsの設定]にて、サーバーが動作しているホスト名またはホストIPアドレス(同一マシンなら「localhost」)と、サーバー開始時に設定したポート番号(デフォルトでは1234のままで変更不要)を指定してください。