713系、現行「サンシャイン」色の超簡易レビュー。構造面では他の色の製品も大差ないと思われる。
外観。前面からタイフォンが無くなったのが他の近郊型との目立った相違点(タイフォン自体は床下に設置)。
似た外観の717系200番台はトイレが逆側となっている。
クモハ台車は片押しブレーキのDT21D。製品の台車はDT33流用か?
乗務員扉と乗務員窓のサッシがちょっと目立ちすぎかも。車体側のモールドは113系などのようにおかしいということはないので、気になるならガラスだけ変えれば解決できると思われる。
屋根上を見る。国鉄末期の設計でだいぶシンプル。塗り屋根となっている。
901・902編成は先頭オデコがいわゆる「カリアゲ」塗装。製品でも902編成で一応再現されているが、肝心の塗り分け位置が901編成(製品インサートの写真)と異なっている。902編成の実物はこれで合っているのか、単にエラーなのか。
なおパンタだが、TOMIXのPS101CNやKATOのED75用のものとは足の位置が異なっており、簡単にパーツ交換でグレードアップとはいかないようだ(どちらかというとKATOの足位置に近い)。とはいえ昔の製品のパンタに比べればかなりマトモにはなってきている。
今回目を引いたのはこのライトユニット構造。今までの近郊型・急行型の方式を遂に止めたようだ。
ただ集電線バネの反発があるためやはり先頭部だけ少し腰高になっているのが残念。これを解消するには先頭ボディと床板をツメで固定するしかないだろう(KATOの205系3000番台などで採用されている方式)。
付属品だが、いつものものに加えてホース付きジャンパ栓とスカートがひとつ。ジャンパ栓はダミーカプラー装着時用のようだがスカートは破損予備だろうか(ジャンパ栓もひとつ多い)、こういう予備パーツのサービスをしているのは実に初めて見かけた気がする。