副都心線新規開業に向け、2008年前後に各種の変化を記録してきたが、それから4年が経過し、いよいよ東横線直通を見据えた準備が始まる時期となったため、記録を再開することにした。
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伝統的な櫛形ターミナルおよび9000系。どちらもまもなく過去帳入りとなる。
5050系に混ざって活躍する5000系。田園都市線に戻ることなく副都心線直通対応となるのかどうか注目される。
2月中に駅ナンバリング導入が行われるため、番号無しの駅名標は一足先に見納め。
現在は渋谷~元町・中華街のみの路線図も、来年には直通先を含めた大変賑やかな陣容となっていく。
大量の通勤客に対応した大容量の改札口。地下移転後しばらくは乗客も混乱するだろう。
直通開始後は東横線の乗客も担当することになる改札口。いくらか増設の余地を残しているように見える。
駅構内は直通開始や周辺開発に絡めた大規模な改良工事を行っている。
ホームは開業当初とそれほど変化していないが、中線を塞いで両ホームを繋ぐ通路としていた部分がまもなく撤去される。
中線の線路は開業当初から敷かれていたが、約5年を経てとうとう実用される時が訪れる。
撮影スポットとして有名だった池袋方終端部は工事用覆いに囲まれてしまった。
この付近は元々代官山方へのホーム延長を見越して仮設となっており、最終的には中線設置などで大幅に削られる予定。
代官山方はすでにトンネルは開通し、各種仕上げが続けられている模様。ホームもこの先へいくらか延長される。
当初から東急デザインの表記類。開業時との違いとして、明治神宮前に「原宿」の副駅名を追加の上、土休日急行停車に変更したことが挙げられる。
今後、東横線関連の情報追加や東急駅ナンバリングの導入などで大幅な変化が見込まれる。
直通開始に伴って中線を使用開始することから、現在の4番線は移動し、5番・6番線が登場するものと思われる。
千川~小竹向原間では、有楽町線~和光市方面と副都心線~西武線方面の運用が平面交差してダイヤ上のネックとなっていることから、有楽町線方面と和光市方面を副都心線を跨ぐことなく進行できる連絡線の建設が行われている。
完全な工事完了は東横線直通開始からさらに1~2年先となるが、完成時には大幅増発などを伴った大規模なダイヤ改正が予想される。
副都心線各駅では今後、渋谷以遠東横線方面に対応した表記への置き換えが順次進められるものと思われる。
現在、副都心線和光市~渋谷間では東急5050系を使用した日中試運転が続けられている。
当該編成は一定期間おきに変更されているようで、この日は5170Fが充当されていた。有楽町線~南北線~目黒線経由にて自力回送の上搬入されており、同じルートで東横線へも各社車両が搬入され試運転や訓練が行われている。
5050系試運転(到着~出発)を北参道駅で動画撮影。
あと1年ちょっとで見られなくなる副都心線渋谷止まりの路線図。
副都心線開業時との違いとしては先にも述べた明治神宮前関連の変更のほか、副都心線開業と共に登場した有楽町線準急が早々に廃止されてしまったため、準急通過駅の表示が撤廃されている点も挙げられる。