205系5000番台の特徴である、VVVFおよびSIV関連の機器の資料。
模型製作のための外観の資料を目標としているため、機器の動作や性能などについてはあまり詳しく触れていない。
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制御器がVVVFに更新されたため、界磁添加励磁制御機器と抵抗器が取り外され、VVVF制御器とフィルタリアクトルが設置された。
従来添加励磁制御機器があった側。
東洋電機製で、同型の物が京成新3000系などでも採用されている。
従来抵抗器があった側。
ノイズ除去装置。
モハ204-5000の床下機器は二通り存在している。
従来MGを搭載していた車両は、電動機と台車の更新がメインとなっており、MGや関連機器はそのままとなっている。このため、外観は改造前とほとんど変化していない。
外観が大きく変わったのは、改造前にMGが搭載されていなかった、山手線編成で中央に位置していたモハ204である。この車両にはSIVとICDが搭載された。SIVはE231系の小山電車区所属車と同型のものとなっている(東海道線タイプは形状が異なる)。
なお、南武支線・鶴見線および仙石線に投入された車両とはSIVの形状が異なるほか、搭載されている側も異なっている(SIVが山側)。
静止型補助電源装置。
ノイズ除去関係の装置。インバータ・コンデンサの略ではないかと思われる。