ネコパブリッシング刊「RM MODELS」168(2009年8月)号 掲載作品
2008年3月改正にて箱根登山線内(小田原~箱根湯本)の普通列車が小田急車4連に統一されたが、この運用に充当する専用車として1000形の4両編成3本(1059・1060・1061F)が箱根登山カラー(スイス・レーティッシュ鉄道色)に変更され、2009年3月改正から活躍を開始した。
原則として新松田~箱根湯本の限定運用となっているが、ダイヤ乱れなどで新宿口に顔を出すこともある。
GREENMAXの小田急1000形キットを塗色変更したもの。キット自体はパンタグラフ交換・前面TN化程度で、他に大きな加工をすることなく作成している。
塗装済みキットをベースにシンナープールで塗装を剥離してから組み立て、塗装を行った。
塗装工程は少々複雑で、まず赤色(Mr.Color シャインレッド)を、マスキングして腰部のダークブラウン(ぶどう色2号と黒色の混色)および肩部の白を塗装。続いてドア(縁を含む)のみを残してマスキングし直し、ドアの白を吹き付け、最後にドア内側のみをマスキングしてドア縁の銀色を塗装した。
最後に銀帯をデカール(自作だが、市販の銀色デカールから切り出してもOK)で、黄色帯は黄色カッティングシートでそれぞれ再現し、社紋やロゴをデカールで貼り付けて完成とした。
パンタグラフはTOMIXのLSE用に交換。
前面カプラーはTN化している。