東横線乗り入れに備えた8両編成。
2008年の副都心線開業に伴い、同線での運用および将来の東急東横線乗り入れ(各駅停車は8両編成)に備え、有楽町線の7000系を転用。中間車2両を抜いて8両編成化し、ATOの設置や帯色の変更・機器更新などが行われた。ドアの大窓化も一部編成に対して行われている。
現在の発表では、最終的に8両編成15本が登場する予定となっている。
GREENMAXの営団6000系キットをベースとして、特徴を出すためドア大窓車をプロトタイプとし、クロスポイントの営団6000系更新車ドアパーツに交換した。
7000系では方向幕位置などが異なっているが、今回はそちらの加工については省略としている。
また、ロゴマークや帯の太さが異なることから、側面の帯モールドと営団マークもすべて削り落としている。
ドアをくり抜き、エッチングパーツに交換していく作業が製作最大の難関。なお、帯モールドも同時に削り落としている。
基本的にキットのものをそのまま利用するが、VVVF車であるため床下機器は他キットなどからそれらしいものを転用している。
動力装置はTOMIXの207系用を仮採用しており、将来的に鉄道コレクション用20M動力に交換する予定。
下地を整え、Mr.Colorのスーパーファインシルバーで塗装を行った。
側面帯および東京メトロロゴマークはインクジェットプリンタによる自作品を使用し、凹凸部分に張ることになる前面帯は今回初採用となるインクジェットデカールを利用した。結果はまずまずで、今後の同種の製作には役立つことになりそう。
屋根・床下などの塗装については教科書通りの特に変哲のないものとしている。
前面帯にはインクジェットデカールを当方初採用。
2007年国際鉄道模型コンベンションでデビュー走行。