KH Train Factory初の近鉄作品。
志摩スペイン村開業に伴うアクセス列車として1994年に登場した。
ビジネス用ではなく観光目的の車輌であり、サロンカーやパノラマデッキ、カウンタースペースなどを擁している。
車輌構造としてはアーバンライナー（21000系）やACE（22000系）を引き継いだものとなっている。
マスターピースから以前発売されていたレジン製キットを利用している。
ボディについてはキットのほぼストレート組み立てであり、下地処理など基本的作業を施している。
素材の精度が良いのか、キット製造からかなりの期間が経過していた状態ではあったがボディには特に曲がりなどは見られなかった。
キット付属のメタル床下機器は高さが低くレールと衝突することがあるほか、重量が増加しすぎるなどの問題もあるので採用を見送り、GREENMAXの近鉄22000系ACE用の床下機器を流用して取り付けている。
動力ユニットは鉄道コレクション用12M級のものを2個切り継いで21M級とし、ACE用動力車床下機器を貼り付けて製作した。
ボディの色にはガイアカラーピュアホワイト・GMカラー黄5号・GMカラーねずみ色1号を採用し、屋根はねずみ色1号の単色塗りとしている。
ロゴ類はキット付属デカール、青帯には自作ステッカーを用いた。方向幕も自作ステッカーでそれらしく再現している。
