3000系・5000系の登場まで駿豆本線・大雄山線ともに旧型国電系の車輌が活躍していた。
伊豆箱根鉄道では、3000系・5000系の登場まで駿豆本線・大雄山線ともに元旧型国電系の車輌が活躍していた。
末期は主に大雄山線で活躍していた17M級車だが、駿豆線では17M級クモハの中間に元西武501系のサハを挟んだ編成が存在し、異彩を放っていた。
GREENMAXのカスタムキット(クモハ11・クハ16キット)およびクロスポイントの西武501系キットのサハを用い、組み立てはほぼストレートに行っている。
中間車については同時製作の1000系の記事を参照。
クモハ11キット付属の伊豆箱根前面を用いたストレート組み立てで、屋根は実物写真を参考にグロベン・半ガラベン(別売品)・アンテナ類をそれらしく配置した。
先頭車床下は「鉄道コレクション」4弾の西武クモハ311のものをそのまま転用し、動力ユニットも同じく鉄道コレクション用17M級のものを利用している。
車体側はトレーラー車はリブも無加工で、床下側に取り付けツメを貼り付けた。動力車は車体側リブを削り取り、代わりに動力ユニット位置固定用のツメを貼り付けている。
さよなら運転も盛大に行われた異端編成。
床下の固定方法を見る。鉄道コレクションの登場により安価で確実なパーツが揃えやすくなった。