ネコパブリッシング刊「RM MODELS」201(2012年5月)号 掲載作品
富士急1000系の置き換え用として、JR京葉線から捻出された205系を購入、3両編成化の上で導入された形式。
2012年現在では量産先行車3本・初期型1本の合計4本の陣容となっており、1編成のみ側面窓構造(および番代区分)が異なっている。
先頭改造された車両のため、KATOの仙石線用クハ204(トイレ無し)のボディを利用し、前面マスクのみデザインナイフで切り落とした上、一般型から切り出した前面マスクを接着した。
KATOのモハ204・クハ205の車体を加工せず利用している。
全車ともベンチレータが撤去されているため、KitcheN製205系タイプ屋根を利用し、クーラー部のビード削り落としと長さ調整を行って利用する。
クモハ屋根上はダブルパンタ化されているため、従来パンタ部周辺のみモハ205用の該当部分を切り接ぎ、増設パンタ部および高圧母線引き通しについては金属棒+割ピンで配管追加を行った。
パンタグラフには、アームのステンレス丸棒が再現されているTOMIXのPS33Dを採用している。
床下は製品のものをそのまま転用しているが、クモハ用についてはモハ205用とクハ205用の合成としている。
前面マスクの白色+黄色およびドアの青色(自家調色)を塗装後、自作のデカールおよびステッカーで装飾類を貼っていった。
ドアスイッチおよび側面スピーカーは、シルバーフィルムラベルに印刷したものを利用している。