鉄コレ限定品を簡易加工とした作品。
500系・800系など各駅停車用在来型の置き換え用として、東急7000系を1991年に購入した車輌。譲渡にあたっては大きな改造は施されず、前面に青帯を巻いた4両編成を組成して使用された。
しかし、冷房化に難があったなどの理由から引退は早く、元都営6000系である5000系の導入に伴って2000年までに全車廃車となった。これは元東急7000系譲渡車の用途廃止としては初のケースとなっている。
なお、かつて秩父鉄道に存在した準急列車には本形式が優先的に使用されていた。
東急車輌電車市場限定の鉄道コレクション・東急7000系をベースに4両編成を組成し、前面への青帯貼り付け・表記変更等を行っている。
東急でのワンマン対応車をプロトタイプとしたモールドの貫通扉については特に加工せずそのままとし、青帯をインクジェットデカールで作成して貼り付けている。
秩父鉄道社紋はシルバーフィルムラベル、車番はインクジェットデカールとそれぞれの素材で作成し、貼り付けている。
Nゲージとして走行させるためのパーツ取り付け以外は行っていない。
屋根はパンタグラフの交換、無線アンテナの取り付けを行った。
床下は車輪の交換・ウェイトの取り付け・動力ユニットの取り付けなどを行っている。
当時の秩父鉄道としては異色の18M車導入であったが、短命に終わってしまった。
同世代の1000系・3000系との並び。熊谷駅などでよく見られた光景である。