北海道の新型特急電車を雰囲気重視のタイプとして製作。
781系の老朽取替用として2007年に登場した。
「スーパー白鳥」用の0番台とはボディ構体の外板構造や配置が異なるほか、MT構成や前頭部・屋上機器などに様々な差異が見られる。
特急「ライラック」「スーパーホワイトアロー」を統合・改名して2007年10月改正から誕生する「スーパーカムイ」に、785系と共に充当される予定となっている。
MicroACEの789系1000番台をベースに、側面の質感変更と帯色換えを行って雰囲気を出した作品。
側面配置や屋根上などを変更していないため、実物とは異なるタイプとなる。
継ぎ目構造の変更により0番台とは継ぎ目や窓枠が異なるため、製品にモールドされている窓枠や継ぎ目ラインをすべて削り落として平滑に仕上げている。作業には400番~1000番程度のサンドベラを利用した。
また先頭部も非貫通となるため、貫通扉のモールドに瞬間接着剤を流し込んで埋め、こちらもサンドベラを用いて平滑に仕上げている。
輝くステンレスの質感を出すため、ボディ部には「スーパーファインシルバー」・前頭部には「スーパーステンレス」(いずれもMr.Colorスーパーメタリックシリーズ)を使用している。
前頭部の
帯についてはMicroACEの785系を参考に色味を調整したステッカーを作成し貼り付けている。