MicroACE製品の軽加工作品。
仙台地区のフリークエントサービス向上のため、急行廃止で余剰となった451・453系急行型電車の車体を載せ替えて近郊タイプとした形式。
運用範囲の関係で交流専用車とされ、0番台は451系・100番台は453系が種車であるが、0番台のモーターはMT54に換装されている。
同じ目的・方法で改造されほぼ同一の車体を持つ413系が北陸地区に投入されたほか、717系としてはこのほかに九州地区で475系を改造したグループ(200番台・900番台)が存在している(一部廃車)が、こちらは車体形状などいろいろな相違点がある。
運用上は455・457系との併結が可能で実際に行われていたが、最近はあまり見られなくなった模様。
MicroACE製品を軽加工して外観の向上を図ったものとなっている。
まずパンタグラフをTOMIXのPS16HGに交換した。シューの形状が現行仕様とは異なるものの、形状は優れている。
先頭部の無線アンテナ・信号炎管・ホイッスルも同じくTOMIXの455系や113系などのパーツに交換した。
413系には検電アンテナがあるが、717系は交流専用のため検電アンテナは付いていないことに注意。
緑色成形のライトユニットは車内で目立つため、これを黒く塗りつぶして目立たなくしている。
モハ716の動力ユニットをKATOのモハ456用、クハ716・クモハ717の台車をTOMIX製のTR69やDT32とすることで走行性能の改善を図っている。
先頭部スカートはTOMIXの455系列用を利用した。
まだ動力ユニットと台車は交換する前の写真。動力ユニットをKATO製として3連2本とも自走可能な状態としている。