ネコパブリッシング刊「RM MODELS」171(2009年11月)号 掲載作品
特急「雷鳥」で最後の活躍を続ける485系の置き換え用として2008年12月に出場。2009年6月1日から営業運転を開始し、2010年1月現在、引き続き増備が進められている。
置き換えられた485系の一部は183系化の上、福知山区に転出している。
北陸特急用としては681系試作車以来の9両貫通編成となっているが、さらに従来からいる3両付属編成(681・683系)を増結した12両での運用も可能。
既存の683系0・2000番台と細かく異なる点の多い9両編成となっており、各車ごとに変更点に応じた工作を進めていった。
貫通型のクハまたはクモハの車体をベースに、扉の切り継ぎおよび窓桟の移設を行った。
サハ682-0の車体をサハ683-2500のものに交換した。
モハ683-3400をそのまま利用した。
クロと共に大幅な改造を要する車輌で、サハ683-2500の車体にサハ683-300の広幅扉および大窓を移植した。
モハ683-1000をそのまま利用した。
いずれもサハ683-2500をそのまま利用した。
サハ682-0の車体をサハ683-2500のものに交換した。
クモハ683-1500をそのまま利用した。
車体基本色のウォームグレーは調色、窓回りのダークグレーはMr.Colorの#331「ダークシーグレーBS381C」、青帯はMr.Colorの#80「コバルトブルー」を使用し、加工した車両のみ再塗装を施している。
パンタグラフは521系同様のシングルアーム式のため、KATOの731系用に交換した。
▲一見すると9両貫通編成であること、シングルアームパンタであることが目立つ。
▲クロ683-4500
▲サハ682-4400