中間車も東京臨海高速鉄道からの譲渡車となる3102編成に対し、こちらは新造中間車を組み込んだ編成。
概要は3102編成(ハエ72編成)の記事を参照。
新造中間車は2005年に川重で製造され、209系最後の新造車となった。仕様は川重製209系(空気式ドアエンジン車)の特徴をおおむね継承しているが、
といった特徴がある。
3102編成(ハエ72編成)を製作後、マイクロエースからハエ72編成の製品が発売されたため、この作例の先頭車を転用し、中間車をTOMIX209系から製作した。
中間車の加工点としては
および帯色の変更などとなっている
▲従来より一回り大きなAU720Cクーラーについては、細部形状が異なるものの、大きさが同等のJR西日本クーラーを流用してみた。
▲作例写真ではわかりにくいが、先頭車は幕板と腰板がヘアライン仕上げ・中央部がダルフィニッシュなのに対し、新造中間車は209系標準の全面ダルフィニッシュとなっている。
▲モハ209-3101。フィルタリアクトルは209系本来のものではなく、TWR車(およびモハ209-3102やE231系など)と同一品が採用されている。
▲モハ208-3101。妻面ビードや雨樋形状など川重製209系の特徴を継承。0番台初期車同様に蓄電池を搭載している。
▲モハ209-3101屋根上。ビード形状は3102番(元TWR後期車)のような太いタイプではなく0番台と同じ細いタイプ。ラジオアンテナの位置が変則的となっている。
▲現在のところ2両分しか確認されていないAU720Cクーラー。上面ファン脇にある四角形のスリットが9個で、スリット8個のAU720Aに対して少し長くなっている。