パーツを用いて「田窓」車を製作。
山手電車区2番編成が京葉区に転属。ATC撤去とATS-P新設などの転用改造を受けたが、帯色以外の外観に大きな変更は無い。
一次車(最初期車)のため、側面窓が二段式ユニットサッシになっているのが外観上の特徴。
京葉電車区25番編成として運用を開始した。
Tc2-M4-M'4-T3-M5-M'5-T4-M6-M'6-T'c2
その後、山手1~4の4本がそれぞれ京葉24~27となり、これをもって山手線から205系が消滅した。
KATOの205系山手線色・京阪神緩行線色・武蔵野線色など(小窓車)をベースに、側面窓のユニットサッシ化加工を行う。
最大の特徴であるユニットサッシ窓については、JNMAで購入したさいどらいん製の「205系初期車用ユニット窓パーツ」を利用した。
元の窓の縁を極細精密彫刻刀で削り落とし、別途塗装しておいたパーツを接着していくが、結果としては、手間などの関係で未塗装の窓パーツを接着してからマスキングして塗装したほうがよさそうであった。次回への課題としたい。
作業中に周囲に傷が付いたり、窓パーツに塗装した銀色の質感が気に入らなかったりしたため、窓パーツ接着が完了してから、窓を含む側面ブロック部分を再塗装することとした。これにはKATOの製品の銀色塗装に合わせて調色した銀色を用いており、配合比はMr.Colorの「シルバー」と「スーパーシルバーエアブラシ用」を1:1としている。
前面帯はKATO製品に合わせて調色。側面帯は製品に色味を合わせてホワイトフィルムラベルに印刷した自前ステッカーによっている。
方向幕も自作するが、2005年11月頃から京葉線車に導入されている新型方向幕デザインとした。前面が白幕から黒幕に戻ったほか、「字体がモリサワ新ゴになっている」「行き先のローマ字表記が小文字入りになった」「快速にローマ字表記が付いた」などの変更点がある。
新幕車を再現。前面は黒幕になり従来より特徴は薄れたが、ローマ字表記などが追加されているので区別することができる。
側面のユニットサッシ窓が外観上の特徴。
写真では判りにくい(それが狙い通り)だが、窓本体を含む窓周囲のブロックのみ再塗装してあり、これにより作業中の細かい傷や窓枠自体の質感の違いを消している。
購入後試運転中の京葉線在来車編成と並んだ。
▲サッシ窓が特徴の一次車。2008年11月18日 舞浜
▲同形態となるK27編成。新幕化されて間もない頃の姿。2006年9月21日 舞浜