先頭改造車としては最長編成を組む南武線タイプ。
一連の先頭改造では同一線区にオリジナルタイプと先頭改造車の混在が避けられてきたが、中原区ではオリジナルタイプに加え鶴見線・南武支線で先頭改造車を扱う実績があったため、南武線用のみは両者の混在が行われることになった。
先頭改造車のみ1200番台とされ、中間車は車番も山手線時代のままで特に仕様変更は行われていない。また鶴見線のクハ205-1100とも大きな仕様差は無いが、区分をわかりやすくするために1200番台にしたと言われている。
1201~1206の6本が在籍している。
KATOの八高線3000番台のクハ、および山手・京阪神タイプの小窓モハの帯変え程度。
クハのドアスイッチ印刷はシンナーを用いて落としておく。
銀色塗装は種車のものを生かしており帯色の変更のみ。先頭部助士席側の幕板帯は八高線色製品では方向幕埋め板の上まで延長されているが、このまま上に帯を貼る場合は大宮改造車がプロトタイプとなる。鎌倉改造車は南武支線タイプなどと同様、この部分に帯が延長されていない。
帯はIllustrator+顔料プリンタによるステッカーで、当方標準工法である。
LED前面行先表示も帯と同様、ステッカーとして製作したものである。
無線アンテナと信号炎管は製品付属のものではなく、KATOのE231系用を利用した。これは当方の205系先頭化改造車全般に採用している。
動力台車のゴムタイヤ無し車輪への交換、DCC対応化などは当方標準工事である。今回は先頭車に合わせ、中間車の黒染め車輪化も行った。
先頭改造車の製作では一番楽な部類に入る。
Models IMON大井町店レイアウト。
製作途上の鉄橋モジュールを試走。