205系1000番台(南武支線・小窓車)

JR 205 SERIES E.C. FULL COMPLETE PROJECT

他の2本と異なり、山手線車から改造されたため唯一の小窓を持つ編成。

実物情報

南武支線には3本の205系が投入されたが、この3番目の編成のみ山手線車を種車としている。

種車の遍歴

ナハ(中原区)ワ3編成
モハ205-23+モハ204-23 → クモハ205-1003+クモハ204-1003

製作記事

種車の用意

KATOの八高線3000番台のクハ利用。同時製作の大窓車と異なり、切り継ぎを行わない簡易加工とした。

車体の加工

クモハ205-1000

クハ205-3000のボディをそのまま利用している。

屋根板はモハ205用のものをクハ205-3000のものと切り継ぐが、切り継ぎ位置は車体中央のクーラー部分とした。

床下はモハ205のものとクハ205-3000のものを切り継いでいる。

クモハ204-1000

クハ204-3000のボディをそのまま利用している。

床下は種車のものを前頭部のみ用い、動力ユニットの前方を切除したものと組み合わせた「0.5M動力」としている。これによりライトユニット部分がそのまま生かされ、ライト点灯が可能となっている。

塗装・仕上げ

銀色塗装は種車のものを生かしており帯色の変更のみ。先頭部助士席側の幕板帯は八高線色製品では方向幕埋め板の上まで延長されているが、南武支線タイプでは貼られていない。このためこの部分のみシンナーで除去している。

帯はIllustrator+顔料プリンタによるステッカーで、当方標準工法である。

前面行先表示も同様にステッカーとして製作したものである。

無線アンテナと信号炎管は製品付属のものではなく、KATOのE231系用を利用した。これは当方の205系先頭化改造車全般に採用している。

作品写真

帯色変更をメインに手軽にまとめたもの。

床下・屋根の切り継ぎと、先頭車用0.5M動力の工作がメインとなる。

鶴見線タイプとの比較。違いは方向幕埋め蓋部分の帯延長の有無。

Models IMON大井店のレイアウト。ホームが長いし後ろに何かいるが、八丁畷の雰囲気?

奥付

更新履歴

製作・著作

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