201系(京葉線72番編成)

試作車900番台を含む編成。

実物情報

総武緩行線への209系500番台・E231系投入に伴い、三鷹区の201系は豊田区と京葉区へ転属となった。

このうち京葉区には900番台を挟んだ編成を含めて10連7本が配属となり、首都圏では初のスカイブルー塗装で注目を集めた。

今回のプロトタイプ編成は900番台4両を挟み、このうち1両はモハ201を電装解除したサハ201-901となっている。残りの6両は別の編成に組み込まれていた。

2005年、205系一次車の転入に伴い、900番台のみ10両が廃車となり、残った0番台同士で新たな10両編成が組まれ、活躍を続けている。

製作記事

種車の用意

KATOの201系0番台を6両と、旧製品の900番台をクモハ200・モハ201・モハ201・クハ201の4両で用意した。

900番台車の加工

旧製品で古いため分解時には車体を割らないように細心の注意が必要だった。

モハ201のうち1両は配管を削って片パンとし、1両はすべて削り取って(配管止めやパンタ台は残す)電装解除サハとしている。

またクモハ・クハの無線アンテナと信号炎管は0番台と同じものを利用する。

塗装

10両ともIPAによる塗装剥がしを行い、サーフェーサーで下地の統一を行ってからGMの青22号を単色塗りしている。

900番台の屋根は0番台のものに合わせて調色したグレーを吹き付けた。

表記類と仕上げ

JRマークはTOMIX製、ATS表記と所属表記はレボリューションファクトリー製、車番とクツヅリはTAVASA製を利用した。

作品写真


▲上から見るとグレークーラーが目立つ900番台車。


▲この部分にKATOカプラー密連形を使うと連結面間隔が短すぎて連結できなくなるため、ここだけはアーノルトカプラーとしている。


▲パンタ台や配管撤去跡が残る電装解除サハ。

実物写真


▲900番台車を全廃し、0番台で統一されてしまった現在のケヨ72編成。2008年11月18日 舞浜

奥付

更新履歴

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