KATO製品の軽加工。
製品は10連と5連を再現できる構成だが、8両基本からサロを抜くことで7連を製作するベースとすることができる。
田町の185系は10連・5連・7連のそれぞれでパンタの形態が異なっているので、簡易的にそれを再現してみた。
10連はTOMIXのPS16Pを利用。TOMIX製にしたのは他と質感を統一するためである。なお1本だけPS24装備編成がいるので注意。
5連は同じくTOMIXのPS17B。シューの形状でPS21あるいはPS16Jを再現している。
7連は臨時列車での中央線対応のためPS24を装備しており、TOMIXのPS23を取り付けて再現している。また200番台なので前面通風口が雪避けの蓋付きとなっているため、ここにはステッカーを貼り付けるなどして再現が必要。
手前が10両編成、奥が7両編成のパンタ。
それぞれ、他編成と併結する部分のみTNカプラー取り付けを行っている。カプラーは品番0334を使用。
コの字型になっている台座の取り付け足部分を除去して平面としたものを、同じくダミーカプラーを取り外した床下にゴム系接着剤で固着している。両者ともヤスリで表面を荒らして接着強度を確保した。
カプラー破損時には台座を残してそれ以外のパーツを新品から移植することで復旧できる。
スカートはTNカプラーに干渉する部分を切り取り、台座と裏側のツメをのりしろとして同じくゴム系接着剤で固定している。
Train Models Factory製の12連ウレタンパーツセットなるものを入手したので、これを組み立てて7連と5連の合計12両を格納できるケースとしてみた。
運搬時の強度確保には少々不安が残るので要注意である。