旧作品で、BONA FIDE製キットおよびMicroACE製完成品への置き換えが予定されている。
1987年3月23日ダイヤ改正での、予讃線高松〜観音寺間、土讃線丸亀〜琴平間の電化開業にあわせて登場。国鉄最末期の車両で、当時の最新であるステンレスボディを採用した。
前面は205系に似たブラックフェイスだが、207系900番台のような貫通扉を設けている(207系とはブラックフェイス部分の斜面の有無が異なる)。
側面は211系の裾絞りを廃したような感じで、3扉クロスシートとなっている。
下回りは105系に準じた抵抗制御となっており、MT55駆動、DT33台車のクモハ121と、廃車発生品のDT21T台車を装備したクハ120から成っている。
当初は赤色14号の帯だったが、JR化後はJR四国のコーポレートカラーであるライトブルーに変更された。またパンタグラフも当初のPS16からS-PS58型に、サシ489やサシ581などから流用されたらしいMGもSIVに交換されている。
瀬戸大橋を渡る運用に就くことはなく、四国島内のみにて普通や快速「サンポート」など幅広い運用に就いている。
レイルロードから発売されている121系キットをストレートに組み立てている。
ほぼキット通りで、GM205系キットを利用している。
前面は通常顔もしくは阪和線1000番台のものをベースに、キット付属のブラックフェイスパーツや貫通扉を埋め込む。
ヘッドライト、テールライトは銀河のパーツに交換している。ヘッドライトは塗装後に取り付け。
床下機器は写真を参考に適宜並べ替えている。台車はクハがDT21、クモハがDT33となっている。
屋根上では、パンタグラフは実物はS-PS58(小型)だが、PS16のままとした。またクーラーもAU79にするのが面倒だったのでAU75Gのままとしている。
ベンチレータ配置は実物写真を参考、列車無線アンテナと信号炎管はKATOの分売パーツとした。
銀色なので特に苦労するところは無い。帯も塗装とし、慣例通り東武ライトブルーである。
銀色にはMr.Colorの「ガンクローム」を試しに使用してみた。結果は問題なく、GMの銀より良い感じではないかと思う。
前面ブラックフェイス部分の窓ガラスは、OHPシートに印刷し、行先などを印刷したシールを貼った上にはめ込んでいる。
各種レタリングは、BONA FIDEの121系キットに付属のインレタを利用している。
完成状態。
結伝杜運転会にて。
クモハ121側面。
クハ120側面。
BONA FIDEの121系キットを2セット購入したため、早くも置き換えが決定している。屋根上を手抜きしたのはそのため。
間違って動力台車をDT50にしてしまったので、DT33の動力台車枠を購入して交換する必要に迫られている。2002/07/13に台車の交換を実行した。