静岡地区の東海道線・御殿場線・身延線および飯田線で使われている115系。
B3・S1・S8編成の3本を選定した。時代選定は2003年頃。
B3:Mc2003+M'2603+Tc2024
S1:Mc1039+M'1031+Tc1040
S8:Mc1523+M'1171+Tc188
模型の形態的には、B編成はB3に限らず、ダブルパンタのB8編成以外どれでも当てはまっている。
S1・S8はそれぞれ編成に特徴があり、プロトタイプは固定となる。
基本的に完成品のパーツ組み替え+屋根の再塗装程度の軽工作とした。
プロトタイプとした9両を製作するのに揃えた種車やパーツは次の通り。
余剰車両がそれなりに出てくるので、この9両だけを作りたい場合は無駄を覚悟する必要がある。当方は余剰車は他の編成に転用している。
グレー床下となるため、種車の床板をMr.Colorのニュートラルグレーで塗装。台車はTOMIXのグレーモールド製品に交換している。
クーラーはTOMIXのC-AU711を利用。パンタは全編成ともPS23となっている。
クモハ115-2003は雪切室が無いので、クハ115-1100のボディを利用し、クモハ115-1000の床板と屋根を組み合わせる。
モハ114-2603も雪切室が無いので、TOMIXのモハ112のボディを利用。
クハ115-2024はクハ115-1000をそのまま利用している。
1000番台のみの3連となり、115系1000番台の製品をそのまま利用している。
クモハ115-1523は屋根のベンチレータ配列を変更して1500番台とした。先頭改造車のため、中間車と同じベンチレータ配列となる。
モハ114-1171は製品のまま。
クハ115-188はマイクロエースのクハ115を利用。乗務員扉周りなど気になる点はあるが、今回は車体はそのまま利用し、屋根をC-AU711クーラー搭載として再塗装している。台車もTOMIXパーツに交換。
2000番台の3連。115系で身延線の甲府口まで入線できるのはこの編成だけの模様。
クモハにはクハ115-1100、モハにはモハ112-2000のボディを利用している。
クハ115-1100のボディを利用して雪切室の無いクモハ115-2000としている。
形態的に一番ノーマルな1000番台の3連。他のS編成はいずれもクハが初期型(S8編成の0番台以外は600番台)となっている。
クモハ115-1039。
JR東海最後の大目玉、クハ115-188を含む編成。
クハ115-188。マイクロエース製品をほぼそのまま利用し、台車を交換している。
車高をTOMIX製品に揃えたほか、TOMIX製クーラーで冷房化。
クモハ115-1523。ボディはクモハ115-1000と同じだが、屋根先頭部のベンチレータ配列が異なっている(箱型ではなく押し込み型)のが特徴。