2001年夏季の臨時大垣夜行(9375M・9372M)にJR東海持ちとして充当された編成。
神領電車区の113系を6+4の10連で使用した。6連はパンタグラフをC-PS24Aに換装したモハ112-8000番台を組み込んだ編成である。ATS-Pは搭載していない(東海道線はATS-Sn併設なので夜間なら特に問題は無かったようである)。
半自動扉ではない113系ということもあり評判が悪かったようで、それ以後は使用されていない。
編成は東京側より、クハ111-2130+モハ113-2034+モハ112-2034+クハ111-2030+クハ111-2131+モハ113-2040+モハ112-8040+モハ113-2041+モハ112-8041+クハ111-2031となっていた。
TOMIX113系2000番台をベースに床下のグレー化とHゴムの黒色化、パンタ交換を行った。
床板はMr.Colorのニュートラルグレーで塗装し、台車はTOMIXの分売パーツ(115系身延色用のDT21、TR62)を利用している。
6連のモハ112はTOMIXのPS23を改造(シューをPS28のものに交換)したC-PS24Aを搭載して8000番台化する。現行ロットはPS23対応屋根だが、当時のロットなので分売パーツのモハ114用屋根に交換。ただし、交換しなくてもパンタ台に穴を開ければ取り付けることは可能。
4連のモハ112のパンタはPS16Kという型番らしい(JR電車編成表より)が、シュー先端が棒状になっているタイプのようなので、TOMIXのPS17Bに交換してみた。
実車の観察結果に基づき、4連側のクハのみステンレスキセのAU75Gクーラーに換装してある。
TOMIX PS23にPS28のシューを取り付けてC-PS24A風にした。
TOMIX PS17Bを用いてPS16Kを再現。
7/20品川発の9375M東京方先頭車、クハ111-2130の前面幕が「青快速・大垣」だったという情報を聞いたため、4連側先頭車には鳳車輌製造の青快速大垣行シールを貼り付けてみた。6連側は同じく鳳車両ステッカーから「臨時」をチョイス。
当日偶然品川で巡り合わせて慌てて撮影したためあまり良好なものではないのが残念。
JR東海113系の特徴は無線アンテナの位置。助手席側に寄って取り付けられている。
ATS-P無しの神領113系初の上京。静岡のT編成で見慣れた形態ではあるが‥‥
珍しいものというわけでもないが、表記類。