京浜東北線の103系ATC車。1993年頃の浦和電車区13番編成をプロトタイプとした。
惜しまれながらも1998年に引退。毎日使う路線だけに愛着の深い車輌でもあった。
模型としては各社から発売されており特に入手困難なものでもないが、この作品は幼少の頃買ってもらったTOMIXの103系をリフレッシュして製作している。幼少の頃ということで各色をバラバラに単品で買っていたため、塗装を青22号に統一する際に各所をグレードアップしたわけである。
加工箇所は主に屋根で、無線アンテナや信号炎管の付け直し、ベンチレータおよびクーラーを塗り分けたほか、パンタグラフをKATOのPS16Bタイプに換装して外観が向上している。
前面。塗り直したため、銀帯を画材屋で購入した銀フィルムで付け直している。
鳳車輌製造製ステッカーにて快速蒲田行きの表示となっている。
無線アンテナ、信号炎管をKATO製パーツで付け直している。
モハ103屋根上。クーラーとベンチレータの塗り分け、パンタグラフ交換(KATO製PS16B)などのグレードアップを施している。
10両編成。
加工前はこんな状態であった。だいたい15年くらい前に購入した製品である。見事なまでの色の混在ぶりだ。
うぐいす色の車輌は当時存在した南武線転属車を模してステッカーを貼り付けているのが時代を感じさせる。