РЖД Электропоезд ЭД4М (RZD Russian Railways Electric Train ED4M) (N Scale)

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ЭД4М(ED4M)は、「エレクトリーチカ」の愛称で知られる、ロシアはじめ旧ソ連各国に導入されている通勤電車シリーズの1形式です。
エレクトリーチカには直流電化タイプ・交流電化タイプのいろいろな形式が存在し、東はウラジオストクから西はバルト三国あたりまで配属されており、世界で最も広範囲に運用されている(中古車譲渡等を除く)鉄道車両シリーズと言われています。

ЭД4Мはソ連崩壊後の1996年から実に2016年頃まで製造され続け、特にモスクワ近郊の重通勤線区で運用されるエレクトリーチカとしては主力形式です。
ЭД4(ED4)という形式のマイナーチェンジ版ですが、こちらが多数派となっています。

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モデルのプロトタイプはЭД4から前面デザインが変更され、ЭД4Мとしては初期型~中期型に該当するグループとしています。

3Dプリントによるゼロからの全面新規設計で、元となる3Dモデルの作成・出力(dmm.make利用)、組み立て・仕上げまでを行いました。

床下はグリーンマックス・エコノミーキットの床板と鉄道コレクション用動力ユニットを使用しています。
実車は22m級車体ですが、これを1/160縮尺で設計すると、日本型の20m級・1/150縮尺の台車間距離にほぼ合致するため、日本型の床板をそのまま転用することができました。

今回の作例は寸法や仕上がりなどを確認するための試作という位置付けで、今後は量産化して長編成(ЭД4Мとしては最大11両編成)や他形式など各種バリエーションを製作していきたいと考えています。

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