「ワンコインデコーダ for KATO Loco」試作品を搭載してみました

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2018年11月28日 19:25:26

安価な自作型DCCデコーダ「ワンコインデコーダ」シリーズを頒布されている「Web Nucky」さんで、KATO機関車基板タイプの新作デコーダの開発が行われています。
今回、この試供品をいただけることになりましたが、日本型機関車への搭載検証は他の方々が進められているようなので、当方では外国型機関車への搭載を試みてみることにしました。
開発の進行具合などについては、開発元ブログをご参照ください。

基板の形が異なるだけで、性能面および使用部品は通常のワンコインデコーダと変わりありません。前照灯LEDがオンボード搭載となっているため、実装部品としてはLEDとチップ抵抗が増えています。
なお、写真のタイプは少し基板が厚かったことやLED関連の配線が逆だったことなどにより、改良版を再設計しているとのことですので、最終的には外観が少し異なる(薄くなる)ものとなりそうです。

まずはスイスの氷河特急(レーティッシュ鉄道)、Ge4/4Ⅲです。写真では屋根裏側を一部切り取っていますが、実際にはこの加工は不要で、ほぼそのまま納まるようです。
ただし、LEDをライトプリズムが上から抑え込む構造になっているため、取り付けるLEDのサイズによってはプリズムが干渉する可能性があります。

続いて同じくレーティッシュ鉄道のGe4/4Ⅱです。こちらはデコーダ側の部品が一部干渉したため、屋根裏板を写真のように切り取りました。

最後に米国型、Amtrak ACS-64です。車体側はこのようにICと干渉する部分を切り取りますが、これだけでは不充分でした。というのも...

ACS-64の屋根は車体ギリギリの高さになっており、さらに屋上部品が別パーツで車体側に出っ張っています。
これらがICと干渉してしまうため、電動リューターを用いて写真のように大きく削り込みました。これでなんとかギリギリ納まるようですが、屋根に穴を開けないように慎重な工作が必要です。

今回の検証は以上です。
ワンコインデコーダは安価に製作できるため、高価な機関車型デコーダーと比べてDCC化を進めやすいメリットがあります。検証が済めば一般頒布が始まるとのことですので、期待したいアイテムです。

(2018.12.10 追記)

ワンコインデコーダ for KATO Locoは、その後基板を薄くした改良品となり、こちらの版が正式頒布開始となりました。
Ge4/4Ⅲに再度搭載してみましたが、前述のように車体は無加工で納まっています。