北陸地区に投入された457・475系列は、413系への改造などを受けながらも北陸線・富山港線等で交直切り替えを活かして活躍中である。
KATO457系の塗り替え。相当古いものを塗り替えてレストアするための工作と割り切り、実物の現状に即した加工にはあまり拘らないことにした。
なお種車が足りなくなったので3両はグリーンライナーの最新製品をベースにしている。
中間の先頭車は連結用台車に交換してKATOカプラー密連型に交換している。編成先頭に立つ先頭車のライト関係は、最新のLED式のものに交換している。
モーター車については、K-SDDI規格によるDCCデコーダ取付準備工事を施工している。
グリーンライナーと国鉄色が混ざっているので白色の下塗りは必須である。塗装前に帯の段差等はペーパーで消しておいたほうが良い。
白色は小田急アイボリーを利用している。青帯はMr.Colorのコバルトブルーを使ってみたが鮮やかすぎる印象。小田急ブルー等が良いという話もある。
青を塗装してから帯をマスキングして白の塗装となるわけだが、マスキング後の染みこみ防止のクリアー塗装と、小田急アイボリーの発色向上のための白3号の下塗りを行えば綺麗に仕上がる。
車番や表記はキシャ会社のものを購入したが今のところまだ転写していない。
クモハ475を前面から。塗色の変更だけでも充分雰囲気は再現できるはず‥‥である。実際にはタイフォン形状等細かい違いは多々存在している。
方向幕は実車は埋められているので何も貼り付けない。
スカートは実車は帯と同じコバルトブルーである。いずれ塗装する予定。
クモハ475先頭部屋根上。列車無線アンテナは九州版との違いを出すためにこの位置にしてみたが、どうやら実車はこの位置ではないようである。制作を予定されている方は参考文献等を参照されたい。
モハ474。細い帯のマスキングを綺麗な直線を出して行うのが決め手。