201系体質改善車(大阪環状線)

GMキット小加工。

実物情報

東海道・山陽本線の各駅停車(京都~西明石)用として投入された201系だったが、後継の321系の登場に伴い引退。なお引退の数年前から体質改善工事を施され、特徴的な外観となっていた。

転用計画は二転三転しているようで、当初全車が大阪環状線配置となる予定だったようなのだが、組み替えにより大和路線への転用(ウグイス色)も開始された。

製作記事

概要

GREENMAXから発売された塗装済みキットをストレートに組み立てたものだが、屋根および床下に小加工を施している。

屋根の加工

KATO201系と雰囲気統一のため、アンテナ・信号炎管・パンタグラフ・避雷器をKATO製品に交換した。避雷器は新型電車用を利用している。

色調も統一のため、KATO製品に合わせたグレーを塗装している。

床下の加工

床下機器についてはあまりこだわらず製品のままとしているが、走行性能改善のため動力ユニットをKATO201系用に交換。

動力ユニット格納のため、ガラスを窓下端の位置まで切り詰めている。

作品写真

貫通8連と4+4編成の2本を製作したが、4+4編成の実物は計画変更により消滅する可能性が高いので、どちらも再現できるようにサハ2両を追加製作。

方向幕は製品付属のものを使わず自作品としてみた。好きな行き先と運用番号に変えられるのが自作の強み。

KATO201系と雰囲気統一。あとは中間幌を付けたいところだが数が多いので悩み中。

実物写真

2006年8月10日、大阪駅にて。4+4編成はわずか2年足らずの活躍となるか?

西の201系にはこのような側面リブ付きAU75を搭載している車輌が散見される。205系1000番台と同一形状のようだが型番などは不明。

奥付

更新履歴

製作・著作

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