113系(阪和線色)

阪和線の快速として登場した専用塗色。

実物情報

昭和39年、阪和線に新快速用として6連で登場した塗色。同じ塗り分けで赤色の通称「春日色」とともに活躍したが、JR化後しばらくして赤色は消滅。こちらの阪和線色は4連化され阪和線や紀勢線で長らく活躍してきた。

体質改善113系の転属により転出や廃車が行われ、一部は岡山地区で使われていたが、ATS-Pを搭載していたため、2005年6月からは尼崎脱線事故に伴いATS-Pの設置された福知山線での営業を開始している。

製作の概要

手持ち113系の寄せ集めからお手軽な塗色変更ネタとして製作。TOMIXの4連とWINの4連で、7000番台と5000番台(新製冷房車)としている。

いずれも現行製品からの塗り替えで、TNカプラーにより先頭車同士の連結も可能。

製作手順

ディティールは弄らず塗色変更のみとしている。

青色は青22号と青緑1号を1:1で混色して「青22特」を再現。グレーは灰色9号。

塗装手順は青>グレーだが、特に先頭部分の塗り分けが複雑なので、マスキングゾルや細く切ったマスキングテープを活用した慎重なマスキングが必要になる。

Hゴムは黒色とした。

模型写真

TOMIXのクハ(右)とWINのクハ(左)を比較。やはりWINの113系はテールライトが大きい‥‥

WIN製品塗り替えによる量産冷房車編成。

こちらはTOMIX製品塗り替えによる7000番台編成。ボディマウントTN対応の現行ロットになってからはこの色は生産されていない。

なお前面の塗り分けは「手すり下まで青色」というパターンにしたが、手すりと同じ高さまで青色になっている車両や、純粋な青22号に塗られている車両もいるなど、実物はバラエティに富んでいる。

奥付

更新履歴

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